経済的に独立して早期に退職するFIREムーブメント、米国では広がっていますね
日本の働き方とはまるで逆行してますね
でも、FIREムーブメントに近いような生活をしている人は日本でもいます
FIREムーブメントの特徴や日本で達成出来るか? 紹介します
FIREムーブメントとは? 特徴は?
FIREはFinancial Independment, Retire Earlyの略
頭文字がFIREなんですね
F.I.R.E.とも書かれている場合もあります
火とは関係ないです(当たり前か)
経済的独立と早期の退職という意味ですね
(FIREムーブメントの早期の退職とは20代~30代の事を指してます)
FIREムーブメントが広まった元になったPeteさんのニュース動画です
英語ですが、英語字幕があるので、わかりやすいです
英語を聞かないで、動画だけでも、どんな生活ぶりしているか?
参考になります
How these penny-pinchers retired in their 30s
何でFIREムーブメントが広がっているか
節約してお金を貯めて早期退職。 ブログで退職後の生活を公開したら共感する人が多く、FIREムーブメントが広がった
一定以上のお金を稼いだら幸福度は変わらない
ご飯を普通に食べれるまでの収入を得たら、ガツガツ働くよりも自由に生活するという考えが広がるのは普通だと思うんですよね
FIREムーブメントとは、どんな生活をしているか
簡単に言うと、節約と投資
節約
複数の人が動画では紹介されていました
色々と紹介されてましたが、一部を紹介します
- 車ではなく自転車で移動
- 譲り受けた中古の家具を使用
- 中古車のプリウスを購入
- 食品等が割引になるクレジットカードを使用
- 外食をなるべくしない。ほとんど自炊
投資
インデックス系を中心とした資産運用
4%を見込んだ利回りの投資
FIREムーブメントの4%ルール
投資をして4%を見込むまではわかるんですけど、他にも意味があります
生活費
生活費は、退職後の金融資産からえられる運用利回り4%にする
そこまで節約するという意味ですね
生活費を金融資産の4%とした場合
- 2千万円の金融資産
2千万円の4%=年間80万円を生活費
80万円の生活は無理ですよね
- 4千万円の金融資産
4千万円の4%=年間160万円の生活費
ひと月約13万円3千円の生活費だと厳しいですね
生活費足りない分、アルバイトすればなんとかなるかも
- 6千万の金融資産
6千万円の4%=年間240万円(月20万円)の生活費
節約すれば生活出来そう
6千万円の金融資産は貯めるの、かなり大変そうですね。。
ただ、日本の年金制度とアメリカの年金制度はまるっきり違うので、一概には言えませんね
(アメリカに比べて、日本の社会保障の方が手厚いと一般的には言われてます)
日本の働き方の方向性はFIREムーブメントと逆
経済財政運営と改革の基本方針2019
全世代型社会保障への改革
- 70歳までの就業機会確保
2020年通常国会に65歳から70歳までの 就業機会確保について、多様な選択肢を 法制度上整えるための法案提出
日本の働き方の方向性とFIREムーブメントは逆
65歳以上も働けるような制度を作る動きですね
多様な選択肢というのはわかります
でも、65歳以上も働いてほしいという事なんでしょうか?
モーニングショーの「そもそも総研」にて、経済財政運営と改革の基本方針2019「骨太の方針」について取り上げてました
2019年6月27日羽鳥慎一モーニングショー「そもそも総研」のむすび
- 玉川徹(敬称略)のお話
65歳になっても、遊んで暮らせると思っていたではダメ
元気な間は働いた方がいい
「働けるうちは働いて働けなくなったら手厚い保障がいいのでは」という主旨で話をしてました
早期に退職するFIREムーブメントとはまるっきり逆ですね。。
FIREムーブメントの考えは、日本でも有りと思う
漁師とコンサルタントの話
ネットで評判になった話です
FIREムーブメントの早期リタイアと考えが似てます
面白い話なので参考にどうぞ
“メキシコの海岸沿いの小さな村に、MBAをもつアメリカのコンサルタントが訪れた。
ある漁師の船を見ると活きのいい魚が獲れている。
コンサルタントは聞いた。
「いい魚ですね。漁にはどのくらいの時間かかるのですか?」
「そうだな、数時間ってとこだな。」
「まだ日は高いのに、こんなに早く帰ってどうするのですか?」
「妻とのんびりするよ。一緒にシエスタを楽しみ、午後にはギターを弾きながら子供と戯れ、夕暮れにはワインを傾けながら妻と会話を楽しみ、それで、寝ちまうよ。」
それを聞いてコンサルタントはさらに質問をした。
「なぜもう少し頑張って漁をしないのですか?」
漁師は聞き返した。
「どうして?」と。
「もっと漁をすれば、もっと魚が釣れる。それを売れば、もっと多くの金が手に入り、大きな船が買える。そしたら人を雇って、もっと大きな利益がでる。」
「それで?」と漁師は聴く。
コンサルタントは答える。
「次は都市のレストランに直接納入しよう。さらに大きな利益がうまれる。そうしたら、この小さな村から出て、メキシコシティに行く。その後はニューヨークに行って、企業組織を運営すればいいんだよ。」
「そのあとはどうするんだ?」漁師はさらに聞いた。
コンサルタントは満面の笑みでこう答えた。
「そこからが最高だ。企業をIPOさせて巨万の富を手に入れるんだ。」
「巨万の富か。それで、そのあとはどうするんだい?」と漁師は最後に質問した。
「そしたら悠々とリタイヤさ。小さな海辺の町に引っ越し、家族とのんびりシエスタを楽しみ、午後にはギターを弾きながら子供と戯れ、夕暮れにはワインを傾けながら妻と会話を楽しむ。のんびりした生活を送れるのさ。」
漁師はため息をつき、やれやれ、という顔で一言を付け加えた。
「・・・・そんな生活なら、もう手に入れているじゃないか。」”
巨万の富がなくても楽しく、そこそこに生活出来ればいいといった例ですね
日本でもFIREムーブメントは有りだと思う
アメリカは日本より給与水準が高いからFIREムーブメントまでの生活をするには20代~30代でも出来ると思います
日本の場合は給与水準がアメリカと比べると低いので、30代でFIREムーブメントの生活をするのは難しいんじゃないですかねぇ
40代であれば、FIREムーブメントの生活は日本でも達成出来ると思います
知人の富裕層の場合
知人と言っても、知人の親とかなんですけど、何人か富裕層(金融資産のみで1億円以上)の人がいます
共通点は無駄遣いをせずに、コツコツと節約し、投資している人が多いです
早期には退職していないけど、経済的に自由を手に入れているところは、FIREムーブメントと似てますよね
FIREムーブメントの感想
私は日頃から節約を心掛けているので、共感できるところ多かったです
投資もしているので、参考になった部分ありました
それでは、また