先日、ウェスティン都ホテル京都に宿泊しました
ウェスティン都ホテル京都には、いろんなアクティビティーがありますが、今回は館内見学ツアーを利用しました
ウェスティン都ホテル京都の館内見学ツアーの内容と感想を紹介します
ウェスティン都ホテル京都の館内見学ツアーの特徴
概要
庭園等の館内の施設や美術品、調度品をホテルスタッフから説明を聞きながら見学できます
館内見学ツアーの情報
開催日 | 毎週土曜日・日曜日の9:00~ |
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予約 | 前日21時まで |
定員 | 8名 |
料金 | 無料 |
所要時間 | 50分 |
定員8名なので、早めの予約がおすすめです
ツアー内容
ホテルスタッフから説明を聞きながら、次の場所を順番で見学します
- 2F 都ギャラリー
- 2F メイフェア賓客パネル
- 3F 絵画展示
- 4F 宴会場「葵殿」
- 7F 佳水園
- 7F 屋上庭園
ウェスティン都ホテル京都の館内見学ツアーの詳細
集合場所
1階フロント横 団体チェックインカウンターです
ソファに座りながら開始の9時を待ちます
都ギャラリー
2Fに移動し、パネルを見ながらウェスティン都ホテル京都の歴史や調度品等のお話を聞きます
都ギャラリーは自由に見学できます
歴史
- 1890年(明治23年) 吉水園として創業
- 1900年(明治33年) 都ホテル開業
- 2002年(平成14年) ウェスティン都ホテル京都に改称
1936年当時の模型が飾ってありました
東山の斜面に沿って建物が作られたことがよくわかります
現在の屋上庭園の場所には、以前テニスコートがあったそうです
1890年(明治23年)創業。歴史があるという事はわかりましたが、どんな時代なのか、イメージがわかないので調べてみました
1894年日清戦争開戦
創業の4年後に日清戦争開戦。時代を感じますね。やはりウェスティン都ホテル京都は歴史がありますね
都ギャラリー展示室
調度品
中国清王朝の最後の皇帝(ラストエンベラー)・愛新覚羅溥儀が使用された茶器です
王将戦の将棋盤
1962年(昭和37年)の第11期王将戦第3局に 使われた将棋盤です
大山康晴王将と加藤一二三八段(ひふみん)の対局でした
樹齢約400年のカヤの木でできた柾目(まさめ)の美しい将棋盤。底面には2人のサインがあります
2F メイフェア賓客パネル
ティーラウンジ「MAYFAIR」の前に賓客パネルが飾られています
著名人がウェスティン都ホテル京都に来ていたことがわかります
一部紹介します
- アインシュタイン
- オードリー・ヘップバーン
- チャールズ皇太子、ダイアナ妃
- ロナルド・レーガン
- 川端康成
歴史のあるホテルならではですね。様々なジャンルの賓客の写真があるので、興味深く見れました
3F 絵画展示
広沢の池畔 小野竹喬
山頭火鉄鉢の中へも霞 池田遙邨
「鉄鉢の中へも霞(てっぱつのなかへもあられ)」は、種田山頭火(たねだ さんとうか)の俳句です
池田遙邨(いけだ ようそん)は山頭火の俳句をモチーフにした絵画をいくつもかいてます
「山頭火鉄鉢の中へも霞」の絵には種田山頭火が描かれています
作品について知らなかったので、あとで調べました
事前に知っているともっと楽しめると思いました
4F 宴会場「葵殿」
国賓・公賓の晩餐会などにも使用されてきた会場です
アンティークなシャンデリアや折上格天井、ステンドグラスが素敵でした
折上格天井
釘は使わずに角材を正確に格子に組み、その上に板を張った天井を格天井(ごうてんじょう)といい。支輪(しりん)を湾曲して立上げて1段高くした天井が折上格天井です
天井の四方が丸くなっていて、内側が高くなっています
二条城「二の丸御殿」の「二重折上格天井」は装飾もあり、すばらしかったです
ウェスティン都ホテル京都の最寄り駅「蹴上」から二条城前駅までは乗り換えなしでいけるので、観光におすすめです
ステンドグラス
京都の三大祭(葵祭、祇園祭、時代祭)の各行列がデザインされています
景色
葵殿庭園と古都・東山の山並みを両側の窓から見ることができます
葵殿庭園
京都市文化財(名勝)に登録された、葵殿の南斜面にひろがる回遊式庭園です
館内見学ツアーでは、葵殿の前から鑑賞します
回遊式庭園なので、本来は建物内から眺めるだけでなく庭の中を巡りながら鑑賞します
5Fから7Fまでつながっていますので、斜面があります
7Fから5Fまで巡るのがおすすめ (高低差があるので、5Fから7Fまで登るのは大変です)
7F 佳水園
和の情緒ある数寄屋風別館です
檜皮葺(ひわだぶき)の門が素敵でした
数寄屋の意味を知らないので調べてみました
茶席・勝手・水屋などが備わった別棟の茶室との事でした
佳水園の見学について
今回館内見学ツアーに申し込みをしましたが、ツアーでなくても見学できます
外からと、建物内もフロントの方に声をかければ、ロビーのところまでは見れます
(ツアーの前日にも見学しました)
村野藤吾氏の設計
日本の近代を代表する建築家
文化勲章、日本芸術院賞などを受賞しています
佳水園は村野藤吾が設計し、1959年(昭和34)に建設されました
白砂の中庭
白砂の上に、芝で瓢箪の徳利、円形はさかずきを表しています。そして岩盤から落ちる滝の水はお酒に見立てています
上の画像は徳利の部分です
ロビー
落ち着いた雰囲気のロビーです
「雨過如山洗」川端康成の書が飾ってありました
宿泊費
宿泊プランを調べたら約15万円~約50万円ほどでした
どの部屋もクラブラウンジアクセス付きなので、クラブラウンジ「ウェスティンクラブ」を利用できます
可楽庵
佳水園近くの建物です
可楽庵(からくあん)にて、将棋の対局やお茶席体験が行われます
動画
ウェスティン都ホテル京都の公式動画。佳水園の様子がわかりやすいです
参考にどうぞ
7F 屋上庭園
植物
3月初旬に行った時には少ししか花が咲いていなく、さみしい感じでした。。
植えられていた植物を紹介します
- アベリア
- ガクアジサイ
- カレックス ブキャナニー
- コデマリ
- ノシラン
- ハクリュウ
- ビヨウヤナギ
- フイリヤブラン
- ミューレンベルギア・カピラリス
- レンギョウ
景色
平安神宮の大鳥居や京都市京セラ美術館、京都市動物園のゴンドラが見えます
7Fの屋上庭園で館内見学ツアーは解散です
ウェスティン都ホテル京都の館内見学ツアーの感想
ツアーに参加してよかったです
とくに賓客パネルや屋上庭園が気に入りました
無料ですし、ウェスティン都ホテル京都のよさを知れます。おすすめです
ウェスティン都ホテル京都の温泉スパを紹介しています
参考にどうぞ
それでは、また