東京都内 損保ジャパン日本興亜美術館 岡本太郎「鳥と太陽」三岸節子「花I」作品解説と子ども向けイベント
中学生以下のこどもなら無料で入れて、夏休み涼しいところで、ゆったりと親子で過ごすには最適
気に入った絵の解説や画家のクレパスに関するコメントも紹介します
こどもの絵画の宿題にもなる夏休みイベント(期間開催中イベント)
クレパス画体験コーナー (絵画の宿題にも最適)
毎日開催、無料 クレパスと画用紙があり自由に絵を描く事ができる
ゴッホの作品「ひまわり」
常設展示
大人も子供も一度は見た方がいい作品
岡本太郎 「鳥と太陽」

キャプション(解説) 一部抜粋
本作品「鳥と太陽」は1970年(昭和45)に開催された大阪万博のモニュメント「太陽の塔」と色や構図が良く似ている。
「鳥と太陽」の鳥はカラスである。
岡本太郎はペット嫌いだったが、カラスを飼っていた。
本人は”飼っていたのではなく、一緒にいるだけだ。”と言ったそうである。
本作品「鳥と太陽」には、そのエスキースと思われる油彩図「鳥と人」(1951年制作)という作品があるそうなのだが、残念ながら行方不明である。
(エスキース≒下絵)
三岸節子(みぎし・せつこ) 「花I」
キャプション(解説) 一部抜粋
自身のクレパス画について「巴里のホテルでは油絵制作が不便ですから、手軽に描けるクレパスで花の絵や風景を描きました。
南仏カーニュに移り住んでからも、壁に沢山の未完成の淡彩の花をはりつけて、少しずつ手を加えました。
この花もその中の一枚です。
<<これはなんという花ですか>>とよく聞かれます。
私の描く花はいつも種属無名の花です。
かりそめの旅の住居にも、近くにある花市場に通い、カーネーション、矢車花、きんせん花、バラ、アネモネ、色や形も好きなものを室に挿して、又花の絶えた時は庭のキヅタでも挿しているうちは身辺の味気なさに元気がなくなってしまいます。
こうして周囲に活けられた花々が、いつかその花を描いている間に、こんな在籍不明の花に転化していってしまうのでしょう」と語っている。
クレパスに関する画家のコメント
寺内萬治郎
油絵のパレットナイフを使用して、けずりとり、ひっかき自由自在、こんな世界があるのかと思いました
猪熊弦一郎
クレパス画は油絵でも水彩画でもない、一つのオリジナリティを持った方法から生まれたものといえよう、思いがけない技法が発見できる
子供向けで楽しめるか?(子どもと一緒に行けるか)
クレパス画体験コーナーがあり、子供にもおすすめ
美術館内には、クレパスの特性と技法が書かれている案内もあり、子供に技法を説明すると参考になる
感想
大人でも楽しめるし、子供向けのイベントもあり、おススメ
私は「花!」を上に書いた解説と共に見る事で、面白いと思った
日程(期間) 2018年7月14日から9月9日
入場料 大人1,000円 こども(中学生以下)無料 ※生徒手帳の提示あり
割引 CHIKA TOKUにて、入場料100円引き
美術館データ (アクセス、住所、開館時間、休み)
アクセス | 新宿西口から徒歩約5分 |
住所 | 新宿区西新宿1-26-1 損保ジャパン日本興亜本社ビル42F |
開館時間 | 10時から午後6時 ※入館は午後5時30分まで |
休み | 月曜日(7月16日は開館、翌17日も開館) |